鷹の巣館の歴史

鷹の巣温泉の歴史

鷹の巣温泉の歴史

江戸時代から続く名湯を誇る離れの宿

鷹の巣温泉の発見は文化三年、荒川を上下する舟人が川辺の湧水で鷹がいつも羽ばたき、水浴びをしていることに気付き不思議に思い、その後に行ってみると、湯が流失していたという伝説があり、ここに堀石を積んで村人たちは入浴していたらしい。

その後は明治二十四年に当村下関に在住であった斉藤善作氏がこの鷹の巣の温泉株全部を買い取り「鷹の巣舘」と称した。
離れ形式という客室の形態も、この頃からである。
当関川村の下川口の石山寿氏宅より畳の張替時に、床と畳表の間から明治四十一年から翌年にかけて発行された新聞が見つかり、そこに当時の当館が詳しく紹介されている。
記事では鷹の巣舘を、県下五大旅館の一つとして写真入りで紹介。「二十六年 三月 数百の人夫を督して工を起し、完全なる浴槽並みに数棟の客室を建築して入浴者の便を図り、三十一年 九月 其筋の許可を得て、初めて温泉営業を開きたる也……」とし、「建物坪数 三百二十七坪余、三復を削って敷地とし、荒川の清流三面をめぐり、川を隔てて屹(きっ)立たせる石山には翠(すい)松繁茂してまことに心身を爽快ならしむ 」と風光明媚をたたえている。

昭和二年 米坂線全線開通した後現在の祖父にあたり、当時新潟市で小山自動車商会(現日産プリンス新潟販売株式会社)の社長であった小山保房がこれを受け継ぎ、従弟塩入洋平(荒川峡温泉組合初代組合長)とともに経営にあたり、広く世に宣伝し、観光地としての基を築いていった。
昭和二十五年 当館敷地を含んで以東が磐梯朝日国立公園に指定され、昭和三十二年 当館裏にキャンプ場開設に従い鷹の巣集団施設地区指定、昭和三十七年 それまでの粗末な橋からほぼ現在と変わらない吊り橋の完成と観光地として整備され、又当館も折からの観光ブームで宿泊客の増加に伴い次々と新しい離れ式客室を増築していった。

当館ゆかりの人々

長い歴史ゆえ、有名雑誌新聞等に掲載された例も多く、又来館された著名人も多い。
古くは最後の米沢藩主上杉茂憲 氏(号 楽山・貴族院議員)、昭和に入っては鈴木壮六 氏 (66代陸軍大将)、山本五十六 氏 (連合艦隊司令長官)、若き日の故佐藤栄作(元内閣総理大臣)、故石坂泰三 (元経団連会長)、渡邉恒雄(巨人軍オーナー)、森本哲郎(作家)、寺内萬次郎(洋画家)、をはじめとして多くの方々、歌手の三波春夫氏、内山田洋とクールファイブの皆さん、小林幸子氏、前田吟氏、的場浩司氏、森脇健児氏、作家の笹沢左保氏、指揮者の石丸寛氏、作曲家の遠藤実氏、などである。
笹沢氏は「のんびりと ただのんびりと 鷹の巣舘」と又、遠藤実氏は「星空を お湯に映して 荒川の 流れの歌に 聴きほれる」とそれぞれ当館の印象を色紙に残し、石丸氏は「静かな離れ・辛口の酒・温泉・日本旅館のよさを初めて実感。吊橋を渡る宿新潟関川村鷹の巣舘」として雑誌に紹介している。

又当館前の歌碑は中央歌壇の重鎮、生田蝶介氏の碑であり、氏はこの地を愛され、多くの方々と当館を幾度となく清遊、「鷹の巣百首」を詠んでいる。昭和四十年 六月、門下有志が師の喜寿を祝い、当館二代館主 小山研二が賛同し、碑を建立、表面は、本人自筆になっている。「あらかわのはてもなく山を燃えつづく 鷹巣の紅葉の饗宴を見き」
今も昔も変わらず底に流れる経営方針は、あくまでもこの地この鷹の巣温泉を愛し、鷹の巣舘の伝統を守り抜くという精神を貫いております。 三代目  小 山  保

鷹の巣山、鷹の巣お薬師堂
鷹の巣山、鷹の巣お薬師堂

温泉療養による病気平癒を願う当時の館主が、御薬師様を祭り、鷹の巣山の山頂に在る現展望台を造ったと伝わっています。
樹齢数百年の大きな縄文杉と岩盤をくり抜いたような自然な祭壇は当初より鷹の巣舘のシンボル。
昭和42年の羽越大水害で流出された後、鷹の巣会の方々によって現在の御薬師様を祭っている。

鷹の巣館をつくる人々

故 三代目館主 小山 保

鷹の巣館の伝統を守り抜くという精神

故 三代目館主 小山 保

私が生まれ育った昭和20年代後半の鷹の巣舘は、堤防がなく、庭続きの河原で遊ぶことが出来、庭の中央にテニスコートと巨大の木が何本かあり、ブランコや木登りが出来る仕掛けが有りました。
客室は『松』『紅』『椿』『桜』の4棟の離れと川沿いの大浴場と本館。東京からのお客様が多くいらっしゃり、子供心に刺激を受けたことを覚えています。
私は、先代たちが守り続けてきた自然と源泉、そして宿の歴史を宝物とし、また、尊敬してやまない(故)岩木一二三先生の『旅人をお願いします』とおっしゃられた言葉を大切に、『癒しの宿』を守り続けたいと思います。

代表取締役 女将 小山 千寿子

おもてなしの心 鷹の巣の心

代表取締役 女将 小山 千寿子

『この花の名前は何ですか…雪は何時ごろから降りますか…どのくらい積もるのですか…女将は何代ですか…紅葉は何時ごろですか…新緑もきれいでしょうね…露天風呂から見上げた星空は最高でしたよ…この川に鮭が上りますか…山の頂上にあるのは見晴台ですか…』お客様からお尋ね頂く事はまだまだ沢山あります。
お客様が宿やこの地に興味をお持ち頂き、また訪れたいと思ってくださる事が嬉しく、料理や客室、サービスなど『期待感と満足感』を感じて頂きたいと心がけております。
そして古くから、また何度もお越し頂いているお客様にはいつもと代わらぬサービスといつも新鮮に感動して頂けるお料理『安心と充実感』をご用意させて頂きたいと思います。

料理長 齋藤 勝一

大地の恵みに耳を傾けて

料理長 齋藤 勝一

料理は『おいしい』『美しい』こと。この土地ならではの食材や珍しい食材、この季節ならではの料理など、お客様に喜んで頂ける料理をお出しできるようにと考えておりますが、まずは『おいしい』と思っていただける料理を、美しいと『感動』していただける料理を作りたいと思っております。
関川村では、日本海も近く海、山、里、川の幸が揃い、食材に恵まれた土地です。
この良質な食材を使い伝統的調理法の日本料理を基本にお客様のニーズに沿った独創的料理に作り上げたいと思っております。

料理長 齋藤 勝一

自然からのギフト

専務取締役 小山 龍之介

10年近く東京のど真ん中で建築設計の仕事をして街を整えるのが私の仕事でした。
ふと気が付くと同ように整備された建築物や街並に囲まれ、都会暮らしからたまに自然の中に身を置くことで、自然からたくさんの元気をもらった。
鷹の巣には四季を通じて沢山の自然からの贈り物がある。
自然からもらった恵みというプレゼントにリボンを付けてお客様にお渡しするのが私の仕事です。お客様には鷹の巣の大自然を身体全体で感じて頂きたいと思っております。

メディア掲載情報

雑誌掲載

極楽極楽 10月26日掲載
昭和62年「週刊朝日」湯の旅プラス⒈、2、3… 掲載
平成  4年「ジパングクラブ」7月号掲載
平成  5年「新潟日報」湯けむり県境の秋 陸の孤島
平成  6年「Miss 家庭画報」 効く温泉 35件 10月号掲載
平成  7年「家庭画報」 清流の宿にくつろぐ 8月号掲載
平成  7年「メンズエクストラ」 大人の温泉名旅館 厳選15件 12月号掲載
平成  8年「国際グラフ」 シリーズ人と企業 8月号掲載
平成  8年「新潟発」 贅沢パラダイス 夏号掲載
平成  9年「Miss 家庭画報」  きれいになれる温泉 厳選11件 11月号掲載
平成  9年「女性自身」  美酒名湯 11/28 号掲載
平成10年「JTB MOOK」  泊まって採点満足度90点以上の宿 10月号掲載
平成10年「CARREL」  いい宿みつけた 10月号掲載
平成10年「 Miss 家庭画報」  元気になる週末〜温泉に行きたい 10月号掲載
平成10年「月刊にいがた」  ふたりっきり温泉 12月号掲載
平成11年「女将の心が伝わるくつろぎの宿150選」 掲載
平成12年「サライ」  部屋つき露天風呂の宿 10/18 号掲載
平成13年「自遊人」  高級旅館の野天風呂カタログ 10月号掲載
平成13年「MAPLE」  温泉好きが選んだ私の五ツ星温泉宿 2月号掲載
平成19年 「おとなのVACANCES」  露天風呂付き客室という究極の贅沢へ Vol.2掲載
平成20年「家庭画報」  教えたくなる宿 50全リスト 10月号掲載
平成22年「福々」新潟の名湯紹介⑫ 〜鷹の巣温泉〜 春の号掲載
平成22年「IZUMI」Trend News   癒しの秋におすすめの温泉宿 秋季号 10月1日掲載
平成23年「CARREL」  温泉スィーツに誘われて、湯宿の甘い秋味59選 10月号掲載
平成23年「WEEK!」  温泉たまらんッ!絶対、満足する温泉宿 厳選32宿 11月18日掲載
平成24年「ミセスTravel Vol.3」  源泉かけ流し 温泉できれいになる 100選 1月号掲載

TV収録

ズームイン朝、めざましテレビ、旅サラダ、秘湯ロマン、いい旅夢気分、走る男、BS朝日、テレビ朝日系列新春「ご当地グルメバラエティ」『ご当地グルメ探偵団2怪人ゴリ面相の逆襲』などなど数多くの旅番組で紹介されました。